「会社の利益は国からの預かり物。そしてその一部を経済弱者に還元することは社会貢献の第一歩である」
この想いに共鳴してMJRに入社した私は、入社して2ヶ月経ったある日、代表取締役青木との会話の中である話題を耳にしました。「近頃のニュースに本当に心が痛む。痛むどころか怒りを覚える。」青木の嘆く話題の矛先は2006年の年の瀬を騒がせた児童虐待のニュースでした。毎朝情報番組の中で報道される実の親からの虐待による子供の被害。青木は同じ子を持つ親として、生まれてくる環境を選べない社会的弱者である子供たちを嘆かわしく想い、自分の子供を愛せない大人達の悪しき行いに怒りを感じ、心の傷ついた子供たちに何かできないか、と青木は真剣に考えていました。
私はその話に耳を傾けながら、自分の経験を頭に思い浮かべていました。私が大学三年間、続けていたボランティア活動。その中で出会った親と事情があって暮らせない子供たちのことを思い出しました。当時、真正面から向き合えなかった彼らとの出会い。でもずっと深く心に残っていた彼らとの出会い。気がつくと私は青木にその当時の話をし、彼らの存在を伝えました。 |