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ドリームプロジェクト
 
「MJRドリームプロジェクトまでの軌跡」
ドリームプロジェクトフラッシュムービー再生
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  きっかけ
「会社の利益は国からの預かり物。そしてその一部を経済弱者に還元することは社会貢献の第一歩である」
この想いに共鳴してMJRに入社した私は、入社して2ヶ月経ったある日、代表取締役青木との会話の中である話題を耳にしました。「近頃のニュースに本当に心が痛む。痛むどころか怒りを覚える。」青木の嘆く話題の矛先は2006年の年の瀬を騒がせた児童虐待のニュースでした。毎朝情報番組の中で報道される実の親からの虐待による子供の被害。青木は同じ子を持つ親として、生まれてくる環境を選べない社会的弱者である子供たちを嘆かわしく想い、自分の子供を愛せない大人達の悪しき行いに怒りを感じ、心の傷ついた子供たちに何かできないか、と青木は真剣に考えていました。
私はその話に耳を傾けながら、自分の経験を頭に思い浮かべていました。私が大学三年間、続けていたボランティア活動。その中で出会った親と事情があって暮らせない子供たちのことを思い出しました。当時、真正面から向き合えなかった彼らとの出会い。でもずっと深く心に残っていた彼らとの出会い。気がつくと私は青木にその当時の話をし、彼らの存在を伝えました。
  青木に伝えた学園の話

「もっと情報がほしい。」青木の反応は即決でした。会社の事業とも業務とも関係のない内容でしたが青木の目は真剣そのものでした。
その場で決定したことは三つ。
一つ目は「この想いを即実現させること。」二つ目は「私が学生時代に縁のあった学園に連絡をしてみること。」三つ目は「純粋なこの気持ちが無神経なものにならないよう、客観的に様々な情報を入手すること。」
入社してわずかの私に、会社の理念に基づく大きなミッションが与えられました。

  東京都社会福祉協議会

児童養護施設を管轄する機関である東京都社会福祉協議会にまずは訪問し、企業の社会貢献活動をフォローアップする部署の方や、実際各施設の支援を企画実施する部署の方から話を聞きました。私が当時知り合った学園に直接押しかけて失礼にならないよう、いわゆる一般的な寄付活動がどのようなものであるのかを知らねば、と考えた結果でした。
そこにヒアリングに行ったことは間違いなく正解でした。なぜなら適切な情報がそこにはあったからです。社会貢献活動を真剣に実施している企業が数多くあること、同じ東京都内の施設でも地域によって寄付格差があること、私がたまたま学生時代に縁のあった学園は寄付の目が届きにくい所在にあること・・・。
このヒアリングによって当社の「肌で感じられる贈り物をしたい」という想いはますます強まりました。

  学園とのやりとり

私は早速、学園で働いていた当時の知り合いの方に電話を差し上げ、こちら側の想いを伝えると共に、先方の様子を伺いました。ある日突然都心の一企業である当社が連絡をしたら、おそらく学園側は戸惑ってしまうのではないか、と懸念したからです。その方を通じ、改めて先方にご連絡をし、私がなぜ連絡を取らせていただいたのかを私の出身地や学生時代の経験を交え話しました。そして一度代表取締役の青木と見学に行かせてもらえないか、と正直にありのままの気持ちを伝えました。
そうして会話を重ねるうちに、当初は警戒気味であった学園の先生も「是非いらしてくださいね」と快諾してくださいました。青木と共に学園を訪ねたのはそれから直ぐでした。

  青木の現地訪問

学園訪問は青木の強い希望でした。「すべての答えは現場で学ぶ」という経営姿勢がMJRの根幹にあり、このときも現場の先生や子供たちと目と目を合わせて話をしたいという青木の想いがありました。
日曜日の午後、青木と共に2時間かけて向かった学園は思った以上に気さくに出迎えてくださいました。変に仰々しく構えてない姿勢に私は大変好感を持ちました。私たちは応接室ではなく、食堂に通され、学園のあらゆることを教えていただきました。私は、学園の食堂の子供用の小さなイスに腰をかける青木が日常の青木とはなんだか違うな、というギャップを感じました。しかし青木は学園の先生の話一つひとつを真剣に聞くと共に、見学する際も一つひとつに手を触れてみたり、一人ひとり子供たちと会話を重ねたりしながら時間をかけて学園を回っていました。平日ではなく、子供たちの生活を直に感じられる休日に見学日を選んだのはこのためだったのか、と改めて私は感じたものでした。言葉少なげな帰り道、「何をすることが本当の貢献になるのかな」と私たちは同じ目線で話し合いました。

  私たちが取り組んだこと

社会貢献という言葉を軽く使いたくない。社を上げてのプロジェクトにするなら全社員で取り組みたい。そう考えた青木は全社員の前でありのままを話しました。そしてこの時が、青木の言葉を受けた社員自身が社会貢献活動の主役になった瞬間でした。この日を境に社員の議論が始まります。寄付物品の内容から寄付の仕方まで、各社員が自分の考えを互いに伝えました。自分の気持ちを伝えることの怖さや難しさ、大切さをこの議論を通じて知りました。

  結論

私たちだからこそできる寄付を実施することがMJRの社会貢献活動になる。そう考えた私たちは学園に住空間の提供をご提案しました。住環境を創造することがMJRの事業の柱。だからこそ、住まう空間のゆとりが充実した生活につながる、ということを学園の子供たちへ知ってもらいたいと考えたのです。
この結論に辿り着いたのはやはり現場を見てきたからこそ分かる、というMJRの考えに基づくものだと私は実感しました。実際青木と訪問した際、学園の子供たちの住環境が一番気になった部分でした。刑務所の受刑者が製作した廉価な木製の二段ベッドは25年以上使用しているため老朽化が進み、ベッドの周りには針金が張り巡らされていました。無防備に飛び出た針金が何の為にあるかを尋ねたところ、それは各人がプライベート空間を保つためにバスタオルをカーテンのようにベッドの周りに掛けるためにある針金ということでした。危ないな、と思うと同時に彼らの個としての空間はベッドの中だけだ、ということを知りました。また、リネン類も疎らであり、ベッドのポジションも限られた空間を有効に利用できていないレイアウトだという点が住環境創造のプロである青木の見解でした。その現場をありのままに伝えたことと、MJRだからこそできる社会貢献活動が上手く噛み合わさったプロジェクトがドリームプロジェクトです。

  ドリームプロジェクト

次世代の子供たちが夢を見られるような社会を受け継ぎたい。
愛に育まれた健やかな生活を送れるような社会にしたい。
その想いから生まれた全社員参加のプロジェクトがこのドリームプロジェクトです。
全社員参加型、という点がMJRらしさだと私は思います。
青木の当初の想いを受け、全社員がその想いを実現に紡ぐプロジェクトが実現しました。
当初このプロジェクトは会社の活動ではあるものの、その内容によりノンPRポリシーを続けておりました。しかしこの度、ステークホルダーの皆様より参加者を増やすことも大切な使命であるとご意見をいただき、このページの制作に至りました。
当社の取組みを一部公表することで「輪を広げる」ことができれば幸いです。

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